ドライクリーニングって何? 日本における歴史と注意点
日本のドライクリーニングの歴史は、クリーニング大手である白洋舎の創業者・五十嵐健治氏が、1906年に日本橋に白洋舎を創設しドライクリーニングの研究に没頭したことから普及したとされています。「ドライ」とは「水を使わない」という意味で、揮発性の溶剤を使ってクリーニングするということです。
揮発性の溶剤というのは、要するにベンジンや、除光液などガソリンに近いものです。ドライの洗濯機を使って油に浸してジャブジャブと洗います。このクリーニングで落ちる汚れは、マジック、ペンキ、マニキュア等の「油汚れ」のみ。水溶性の汚れは落ません。水溶性の汚れとは汗、皮脂、食べこぼし等です。
ラグは生活空間で使うものであり、必ず「水溶性」の汚れの影響を受けます。それにも関わらず、「DRY CLEANING ONLY」と洗濯表示がついているラグを見ると残念です。水溶性の汚れがつく可能性が高いラグや絨毯こそ、水洗いを前提とした商品開発をすべきではないでしょうか。これらが「DRY CLEANNG ONLY」としているのはとても残念です。
当社の絨毯メンテナンスは水洗いを基本としており、水洗いできるものは水洗いした方がいいと思っています。ドライ的な処理が必要な時、例えばマジックのシミ抜き等は、溶剤に浸すのではなく部分的に使って処理します。
当社の水洗いはYouTubeで公開していますので、ご検討中の方は、ぜひ一度ご覧いただき、お問い合わせください。
大成コーポレーションの水洗い(YouTube)
ギャベの洗い https://youtu.be/vSWiTDVJ5_E
貴方の家の絨毯洗ったことありますか? https://youtu.be/qoio7UruYrI
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