絨毯の脇についている革のベルト

ペルシャ絨毯、機械織り絨毯などによくついている革のベルトありますよね。あれは何のためについているでしょうか?また、何を気を付けたらいい?というご質問をよく受けます。ベルトについて書いていきます。

絨毯のフチに縫い付けられているベルト。 そもそも何のため?

ベルトが付いている理由

①ゆがみ矯正

絨毯フチミミの波打状のシワを防止するためのもの、または絨毯のフチミミがスルメの様に反り返ったりするのを防ぐ矯正の役割を果たします。
実際当社でもシワや歪み矯正でベルト取り付け加工します。

②高級感を出すため

ベルトが付いていると良い絨毯だと思ってもらえるよう取り付けているようです。殆どが塩ビ製ですが、たまに本革のベルトもあります。

ベルトで気を付けること

①カビ

たまに裏を返してよく見てみましょう。カビが生えている場合があいります。白っぽい汚れのようなモノです。

②虫食い(ウール絨毯)

上記同様裏返してみて、絨毯側に虫食いが無いでしょうか?ベルトと絨毯の間の部分は湿気がたまりやすく、虫(ヒメマルカツオブシムシ)が過ごすには快適なようです。
幼虫やサナギ、サナギの抜け殻などありませんか?この場合、一度取り外して水洗いクリーニングと、防虫加工が必要です。また、絨毯の虫食い修理もできます。ベルト本体が虫食いに遭う事はありません。

③破れ

気が付いた時には破れていた。切れていた。ベルトの機能が失われています。取り外すか交換した方が良いです。

 

④留め糸の外れ、切れ

ベルトを留めている糸が外れていたり、切れていた。絨毯とベルトの長さが変わり、留め糸の位置が適切でなくなっているかもしれません。
交換をオススメします。

③そもそも不要かも?

ベルトが下にある部分が盛り上がり段差が出来、足があたりやすくなりすり減りやすくなります。この場合逆に取り除いた方が良い場合があります。

④絨毯本体のサイズとベルトのサイズが合っていない

絨毯は使っているうちにサイズが変わります。本体が伸びたり縮んだりしてしまいベルトに対して差がでしまっている。これはベルトや本体にシワがたくさんでますね。

ベルトは直せる?

ベルトは交換する事ができます。また外れた糸も留め直す事ができます。

ベルト修理の料金と納期は?

料金 5,500円/m(税込)
納期 ベルト修理だけで2週間くらい 新品以外はクリーニングと併せてご利用ください。

絨毯のベルトについてまとめ

絨毯についているベルトは適切に取り付けられていることが大事。
長期間しきっぱなしの場合はカビや虫に気を付ける。
修理は可能。
どんな修理でも早め早めにすることは結果的に修理代を抑えることに繋がります。当社のような専門の会社に無料の見積を依頼するのも一つの方法かと思います。

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